1956-02-22 第24回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
これは農業上からいっても問題はありますし、また日本の食糧全体からいっても問題ですし、さらに粉食等の奨励の意味からいっても、小麦については別に考えなければならぬと思うのですが、なぜ一体損する大麦をより多く買ってきて日本の大麦と競争させなければならないか。この点がわからないのですが、政務次官並びに食糧庁長官からお答え願いたいと思います。
これは農業上からいっても問題はありますし、また日本の食糧全体からいっても問題ですし、さらに粉食等の奨励の意味からいっても、小麦については別に考えなければならぬと思うのですが、なぜ一体損する大麦をより多く買ってきて日本の大麦と競争させなければならないか。この点がわからないのですが、政務次官並びに食糧庁長官からお答え願いたいと思います。
その他いろいろ、わずかでございますけれども、一般会計簿におきましても粉食等につきましての予算を組んでおるわけでございますが、全般の方向といたしましては、その方向で行かなければならぬのでございますが、麦価格の関係は、国内麦との関係を勘案してきめながら、同町に国内的には諸種の奨励施策、あるいは粉食の普及施策というものを講じまして、価格政策と国内の普及奨励施策とあわせまして、粉食の奨励に進んで行かなければならぬ
そういう点からいたしまして、少年時代からこういう粉食等の慣習をつけるということは、私どもの育つて来た経験から申しましても非常に重要なことと思うのでございます。
それからもう一つは、今この麦食或いは粉食等についても万遺憾なく助長して行くつもりだと、こういうことですが、開発銀行などの利用度を見ますると、農村関係に対する利用度が非常に少い。特定の重要産業といいましようか、そういう方面に利用され、農村方面に対する利用度が非常に少いのはどういうわけか。
MSAの問題は、わが党としては絶対受入れ反対ですから論議の外でありますが、余剰農産物を入れる場合においても、大臣が当初言われたように、粉食等に切りかえるという場合においての一つの要素は、やはり酪農の振興等によつて食生活の様式をだんだんかえて行かなければならない。
(拍手)しかしながら、食生活の確保、改善につきましては、同時に今日国内外の供給力が非常に大きくなつて来ておる麦を使うことによりまして、あるいは麺食、粉食等、これにはむろん畜産の振興、酪農の振興がうらはらではありますが、この畜産、酪農の振興をいたしつつ、そうして麦の消費によつて大衆家計の食生活を合理化して行くという方向に行かなければ、私は日本の食糧問題は断じて解決しない、さように考えております。
また政府も努めて粉食等を奨励しておるので、食糧即米だということは、もうちよつと時代が移つておる。やはり食糧の中に麦というものが、相当大きな部分を占めて来ておるということは御了解が願えると思う。またさつき麦にはいろいろ影響があると仰せられたが、米の価段が高くなつても、麦の価段にはさらに影響しておりません。ことしは麦は昨年より世界的に安くなつておることは、御承知の通りでございます。
それでなお今パン食、或いはうどん等の粉食等の関係もお話が出たのですが、実はこれも私どものほうで現在文部省で行なつております学童給食用の小麦の価格の半額を国庫で負担してやりますとか、或いはミルクの利子補給の補助を出してやりますとか、それから都市でもつて粉食を中心とした食生活推進の展示会をやりますとか、というようなことをやりまして、従来以上にその粉食の奨励というものは続けて参りたい。
それから第二の点は、私は飼料の問題から又離れまして、つまり来年の食糧対策に関連しまして、まあ粉食等、その他の食生活の改善も大きく取上げられるでしようから、この際何か手を打つて、畜産加工品というようなものが非常に安価に大衆に入るような措置を当然とらなければいかんのじやないかと、こう考えておりますが、そういうことにつきましても何か考えていらつしやいます点ですね。
こういうことは今日から予測、見通し等はお互いに困難でありますから、かれこれ申しませんが、今先ほどからの御答弁で、粉食等についての状況が頭打の状況にあるということをおつしやつたのは、私非常に注目すべき御言明だろうと思う。
しかしそう言いましても、こういう人たちに粉食等を奨励することは十分奨励いたしたいと思つております。 それから生産地と消費地とのでこぼこをどうするかということですが、これは港の関係あるいはまたその他の交通の関係等によつて、なかなか骨が折れますが、なるべく平均化するように努力いたします。
ただ粉食等において辞退がありまするので、でき得るならば米を一勺増配をするように一つ見て貰いたいということを話しておるのでありますが、その一勺増配の中に、これからやらんとしておるクーポン制の中で一勺増配をした方がいいんじやないかという説と一つありまするので、まだ決定いたしておりません。それは一割増産とは関係を持つておりません。
私は少くとも最近の状況、また今後の見通しにおきましては、粉食等におきましては、どこまでも原料によつて各家庭に配給して、その原料で各家庭がパンをつくるなり、まんじゆうをつくるなり、また燃料事情によりましてはパン屋に持つて行くなり、これは自由にさせるべきであります。かような方針を立てるべきだと思います。